豊胸術を受けてみたいけど費用が気になるという方は多いと思います。
費用はクリニックによって違いますが、施術方法によっても違います。
一般的には、バッグを挿入する方法で70〜100万程度と言われています。
脂肪注入だと、脂肪吸入と脂肪注入で60〜80万程度です。
ヒアルロン酸の場合は1カップアップで40〜50万程度となります。
ただし一般的な費用ですので、もちろんこれと異なる場合もあります。
2カップ以上のサイズアップや特別なバッグを使うなら費用はその分かさみます。
安い費用を掲げている場合は、術後のケアなどの状況を確認しましょう。
またホームページを見ている場合、その金額に麻酔やバッグの代金が含まれていないこともあります。
支払も、現金、クレジットカード、医療ローンなどがあります。
豊胸術は施術してからもありますので、予算も十分余裕を見ましょう。
豊胸術を受ける上でまず最初に行うのはカウンセリングです。
施術方法、術後のサイズなどを話し合って決めますが、ここで自身の希望や疑問点なども解決しておきましょう。
それから問診と検査に入り、現在の体の具合や状態を調べます。
受けられない方は妊娠の可能性がある人、授乳中の人などですので、注意してください。
そしていよいよ施術ですが、使用する麻酔はほとんどが局所麻酔です。
が、時折全身麻酔を使用することがあります。
バッグの挿入は、脇の下のシワの部分を切って、そこから入れます。
傷口も目立たず、時間と共にシワと同化します。
最後は医師の確認やマッサージを受けます。
こういったアフターケアまで行って豊胸術は修了です。
ヒアルロン酸注入や脂肪注入もほとんど同じ手順です。
何よりも大切なことは、しっかりとしたカウンセリングとアフターケアです。
豊胸術を行う前には必ずカウンセリングを行いますが、どのようなことをするのでしょう。
カウンセリングですが、できれば2〜3箇所で受けるのが理想的です。
カウンセリングを受けて自分で納得がいかなければ、施術を受けても効果はありません。
ではどのような心構えで臨めばいいのでしょうか。
それはなんといっても、自分の持つ悩みや不安、希望をきちんと伝えることです。
医師にとって希望は大切です。
一言に胸を大きくしたいといっても、どのように大きくしたいのか分かりません。
自分の希望は詳細に伝え、不安も残らず伝えましょう。
こうして信頼関係を築くことで、結果、お互いが満足できるのです。
医師もできるだけ患者の理想に近づけようとしますので、カウンセリングはかなり重要です。
患者にとっても、大事なことですから、自分の中で希望を明確に整理し、カウンセリングに臨みましょう。
豊胸術を行った後、アフターケアも重要になります。
術後約1週間で抜糸と検診を行います。
それからは個々の状態に合わせて超音波マッサージを行うこともあります。
2週間ほど軽い筋肉痛に似た痛みがありますが、徐々におさまります。
豊胸術後も、マンモグラフィーなどの検査は通常通り受けることが出来ます。
ですが、検査前には必ず豊か胸術を受けたことを伝えましょう。
術後は理想の胸になったと通院しない人もいます。
が、アフターケアは良好状態を保つためにも必要不可欠です。
クリニックによっては別料金でアフターケアを行うこともありますので、術後のアフターケアについてはしっかり確認しましょう。
場所によっては定期的にCTやMRIなどでチェックするところもあります。
豊胸術後、安心するだけでなく、定期的に通院し、術後の胸の状態を確認するようにしましょう。
豊胸術は施術ですので、必ず成功するわけではありません。
バッグなど、人工物を入れる場合はバッグの外膜が破れ、中身がもれることがあります。
中身にもよりますが、シリコンジェルの場合は強い痛み、倦怠感を感じることがあるので、必ず受診しましょう。
生理食塩水であれば体内に吸収されます。
どちらにしろ胸はどんどん小さくなります。
また、バッグを入れた人の2%は最近やカビに感染しています。
まれではありますが、術中の処置が原因のようです。
また、体内に異物が入ったと体が認知し、コラーゲン繊維がバッグを取り囲むようにし、バッグをしめつけるカプセル拘縮というものがありま
す。
これはバッグが体内にある限り可能性は拭えません。
こういったリスクを知った上で、豊胸術を受けるようにしないといけません。
もちろんリスクの説明はありますが、100%安全というところは避けたほうがいいでしょう。